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横浜在住サラリーマン36歳。娘と猫のミウと音楽の話などを中心に駄文を垂れ流します。

クリスマスについて

アッと言う間に12月・・。
 
今年もクリスマスがやってきますね。
0歳児と共に過ごす初めてのクリスマス。
去年まではちょっと高めのお店を予約して奥さんと2人で食事とお酒を楽しむという過ごし方が恒例だったんたけど、今年はどうやって過ごそうかなぁ。
まだクリスマスなんて理解できないもんね。
でもいずれはクリスマスの存在を知って、プレゼントを楽しみにしたりするのかなぁ。
 
そんな中ふと思ったのが、今の子はサンタさんの存在を信じているのか?ということ。
職場の派遣社員さん(40代女性、小2の子供あり)に聞いてみたら「うすうす気付いてるようだけど、まだ確信は持っていない」そう。
やっぱり悪友に「サンタなんていないんだぜー、親が買ってるんだぜー」なんて吹き込まれちゃうみたいね。
まぁ、この流れはいつの時代も変わらずにあるもんだね。
自分はどうだったかなぁ?小学校低学年くらいまでは信じてたような・・。
うーん。
思い出せないもんだね。
 
しっかし、よくよく考えるとトイザラスのチラシがバンバン入ってたり、おもちゃメーカーがこぞってCM流してたり、ニュースでクリスマス商戦を紹介してたり、はたまたサンタさんにもらったはずのプレゼントの包装紙が何故か知ってる百貨店のものだったり(笑)と、「サンタ=親」であることを裏付けるものがあちこちに溢れてるのにも関わらず、「サンタさんは本当にいるのよ」なんて信じ込ませるって結構な力技を世の親御さんたちはやっているのだなぁと思いました(笑)
 
あっ!そーいや子供の頃「サンタさんが入って来れないと困るだろうから」って寝る前に窓の鍵開けたことを思い出した!
親からしたらこーゆー姿ってかわいいんだろうねー。
もし自分の娘がそんなことしてたらキュンキュンしちゃうよ。
そう考えると、サンタさんとかオバケとか、そういうものを素直に信じられるピュアな心ってのはかけがえのないものだね。
いずれ消えていくものなんだとしても大切にしてあげたいな。
 
と、ゆーわけで今年のクリスマスに関してはまだ例年同様、奥さんをどうもてなすかに苦心しそうな感じです。

子育て(教育)に関して

先日ニュースで見たんだけど、昔は「学習塾に行くようなガリ勉君は運動オンチ、勉強できない子は代わりに運動は得意」みたいな漠然としたイメージがあったと思うんだけど(やや乱暴なイメージですが・・)、今は全然違うんだって。
高所得層のうちの子は学習塾もスポーツの習い事も行けるから勉強も運動もできて、逆に低所得層の子は塾も行けないし、外でも遊び場が減ってて遊べないしで身体能力が低かったりするらしいですよ。
(23区の小学校で実施されたスポーツテストの数値がエリア毎の平均所得と比例関係にあるという結果が出たそう)
所得格差が広がっていると言われてるけれど、こんなところにも現れているなんて・・。
 
昔なら「へぇー」の一言で済んだけれど、今や人の親となった身。
自分の子の教育や成長に関して、どういう風にやっていこうと悩むところです。
(正直、我が所得は中の中くらい・・?しかし今後を考えると悲観的にならざるを得ない・・(泣))
 
そんなこんなで子供への教育に関して、自分の経験を基にちょっと考えてみました。
色々整理した結果、辿り着いたのはこの下記。
 
①良かった点
父親がイラストレーター(絵描き)で自宅で仕事していたため、参考資料と称した書物がたくさん家の中にあった。特に図鑑に関しては勝手に本棚から引っ張り出して何となく何度も目を通していたため、幼少期に限って言えば幅広い知識を持っていたと思う。(そーいや生物の図鑑の人間の男女の性差の解説イラストでいけないもの見ているようで興奮してたなぁ・・(笑))
あと絵の具とか色鉛筆とか文具も充実してたので、図画工作が身近で得意だったってことかな。
 
②悪かった点(反省点)
今の課題でもあるんだけど、①を経てその後成長する中で、この世の中に点在する様々な事象に関して、それぞれ個々のものとしてしか捉えてなかったため世界が広がらなかった。
 
例1:小学校の頃、非常に受動的にピアノを習わされてたんだけど、全然楽しいと思えなかった。一方でドラクエのテーマ曲とか好きでオーケストラ版をカセットで買う位だった。思えば「ドラクエのテーマやルパンやシティハンターのテーマを自分で弾く!」という発想があればもう少しピアノに対して主体的に楽しんで取り組めたような気がする。

例2:地理や歴史の授業って全く興味なくていつもボロボロだったんだけど、暗記科目として捉えないで、行く先々の土地やそこに住まう人たちの物語だと思えればもっと身近に感じられた気がする。
 
要はそれなりに親に環境は用意してもらったけれど、それを活かしきれなかったってことなんだよね。
②は今で言う「自分ごと化」できなかったってことだよね。
でも、それも子供なら仕方ないかなとも思うんだよね。
「自分には関係ない」「別に興味ない」ってものに対して真剣に取り組めないのは子供も大人も同じ。
子供はその気持ちに対してより正直でいられるってだけだよね。
 
大切なことは
「自分には関係ないと思っていることも実はどこかで必ず自分に繫がっているってこと」
「色々なことを知っていると人生はとても味わい深く楽しいものになるってこと。」
そしてそれがすなわち自分の「生きていく力」になるということ。
 
これを体感させてあげることなんじゃないかなぁと思う。
勉強ってのは決して受験や就職から逆算してするものではなく、勉強で得た知識がその内自分の経験と結びついてより人生を豊かにしてくれるのだと当時知っていたら、もっと毎日のあれこれに対してもっと一生懸命に取り組めたのかも知れないなぁ。
 
とは言え、こういうことは親が教えたとしてもすんなり理解できることでもないんだろうけどね。
それでもそれをきちんと伝えてあげたり、決してレールを轢くようなやり方でなく導いてあげるのが親の務めかなぁなんて思ったりしてます。
 
偉そうなこと言ってますが人生死ぬまで学習。
自分自身でもまだまだ新しくやれることはたくさんあるはずだから、日々を楽しく、新鮮な気持ちを持って生きたいと思います。
 
と、言うことで①の通り、身近にあればそれなりに吸収していくってのも事実。
もうちょっと大きくなったら図鑑や絵本を買い揃えて、近くに置いてあげようと考えています。あと音楽が溢れる環境ね。


 
※追記

そんな中、子供にいつか図鑑を買い与えてあげたいなぁと思って調べてたら見つけたこんなサイトを見つけました。

親野智可等先生に聞く 図鑑の選び方・活用法 第一回 | ぴったりの図鑑をさがせる図鑑のポータルサイト 学研の図鑑くらぶ


なるほどと納得しました。

事前に知れてよかったなぁ。

HMV&BOOKS TOKYOオープンに思うこと。

こんなニュースが。

www.musicman-net.com



ふーん。

今日オープンなんだね。
これを見る限りは代官山の蔦屋書店と渋谷タワレコの中間ぐらいのポジションを狙ってるのかなという気がします。

AWA」「LINE MUSIC」「Apple MUSIC」「Google Play Music」・・
まさにストリーミング元年という言葉がピッタリの今年、ますますパッケージメディアに逆風が吹く中でこの店舗を出すとは。
勝算はあるのかなぁ?
(取り扱いはCDより書籍のシェアの方が高いみたいだけど、それにしてもAmazonがあるもんなぁ・・)

手元のスマホでちょちょいとやるだけで翌日(場合によってはその日中に!)自宅に商品が届いちゃうこの時代。

わざわざ店舗に自分の時間と労力と交通費を掛けて足を運んで商品を買いに行く。
それをさせるためにはよく言われる「体験」を売るしかないと思うんだけど、正直いまいちそそられないってのが自分の感想かなぁ・・。

代官山に蔦屋書店ができた時ほどのインパクトが感じられないんだよね。
と言うより、あの時のインパクトが自分の中に刻まれてるからハードルが上がってしまっているとも言えるのかも。
(まぁ、もう35歳だし、「渋谷」という街自体がもうおれをターゲットとしていないって話ですが・・)


圧倒的な物量による高揚感ってあると思うんだよね。
かつてはデパート、そしてその後は大型スーパー。
「とにかく何でもある!」っていう迫力とか勢いとかイメージって、時代が変わっても一定の価値があると思う。
(もちろんその反動もあったりするけれど)

かつての渋谷HMVだって、タワレコだって、ドンキとかもそうだったと思うんだけど。
その「圧倒的な物量」ってイメージがネットショッピングに対して抱けるようになっちゃったってのが大きいのかなぁなんて思ったりもします。
Amazon楽天、ZOZO、その他フリマアプリなどなど。
昔はイメージできなかったけれど、今は自分の手の中の端末(スマホ、PC)の向こう側に無数のあらゆるものが手に入る宇宙みたいな空間が存在するってイメージできちゃったんだよね。
だからリアル世界の物量が、かつてのインパクトを持ち得ない。
だからこそきっとHMVは一旦クローズしたわけだし。

つまりこれまでそれだけで絶対的な価値だった「圧倒的な物量」ってのは既に前提条件になってしまっていて、
それに+α 何を付加価値として載っけるのか?ってところが本当に重要になったんだろうなぁ。
たとえば

デパート →圧倒的な物量+「贅沢感(←昔はね)」
ドンキ →圧倒的な物量+「安さ」
ヴィレバン →圧倒的な物量+「ツッコミたくなるようなセレクト」
タワレコ →圧倒的な物量+「リコメンド」

それぞれに付加価値を載せて勝負しているのではないかなと。

ネットは 圧倒的な物量+「利便性」って感じだけど、
今や安く買えるし、変なものも手に入るし、アルゴリズムの進化でリコメンド機能も向上してるし、まさに 圧倒的な物量 +「全て」って感じすらある。

+α部分に魅力がないと物量があっても支持を得られないのではないかなぁと。

そういう意味で今回のHMVが提示してる+αは今見たところ他との圧倒的差別化にはなっていないように感じるのが正直なところです。


とは言え、百聞は一見にしかず。

いざ足を踏み入れてみたらすごく魅力的な空間かも知れないし、

パッケージメディアを愛するものとしては応援していきたいと思っているので近々足を運んでみます。


ちなみにちょっと話題は変わるけれど、この連載すごく面白かったです。

www.advertimes.com