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横浜在住サラリーマン36歳。娘と猫のミウと音楽の話などを中心に駄文を垂れ流します。

春の歌

春になると聴きたくなる曲たち。

 


春の嵐 - bonobos

春の陽だまりのポカポカとした暖かな様子や弾むような気持ちが音になっていて聴いてて心地いいと思っていましたが、
今回改めて歌詞をちゃんと読んだら結構恋愛で浮かれてる感じの歌詞でビックリしました。
でもそれが春の陽気とマッチしていて素晴らしいです。

 


スピッツ / 春の歌

彼らには「チェリー」というこれまた春の別れの超名曲があってもちろん大好きなんだけれども、
今はこの前のめりな気持ちの曲が気分です。
どれだけ力強い歌でも、そこに乱暴さでなく柔らかさがあるのがマサムネ流です。

 


小沢健二 - ローラースケート・パーク / 向日葵はゆれるまま

彼の楽曲には個人レベルの日常を歌っても、大きな世界とのつながりや生命の真理みたいなものを描くスケールの大きさを感じます。
しっかし、この動画見るだけで良くも悪くも彼のワガママっぷりと言うか、好き勝手自由奔放な感じが伝わってきます(笑)
才能だなぁ。

 


Sunny Day Service(サニーデイ・サービス) - 恋人の部屋 (live in Taipei, Taiwan, 2015/5/30)

これは歌詞で明確に季節を歌ったりはしていないのだけれど、そのテンポよい曲調で春に聴きたくなる1曲です。
こういう恋人の部屋に行くウキウキ感ってもう味わうこともないのだろうなぁ・・しみじみ・・。
しっかし改めて歌詞を見ると、結構性的というか男がHする気マンマンな感じも見受けられるね(笑)
その辺が曽我部恵一らしくもあり、それを軽やかな曲調で感じさせないところもまた曽我部恵一らしさでもあるんだよね。
さすがです。

 


フジファブリック - 桜の季節

上で紹介したどの曲もドメスティックな曲・歌詞ではあるけれど、彼らのこの曲には不思議な和風なテイストを感じます。
梶井基次郎「檸檬」のような、こじらせた青春時代の鬱屈した想いと言いますか、悶々とした感じがよく出てて素晴らしいです。
PVは翠れんちゃんが出てたんだね。かわいいなー。

 


くるり 春風

キャリアも長く、もう一言で表せないくらい多様で雑多な音楽をやっているくるりですが、
これは時たま見せるど真ん中ストレート。
「ばらの花」とかこの曲とか、叙情的で切ない楽曲は岸田君の真骨頂の一つではあるものの、
恐らく当の本人はリスナーのそんな想いとは裏腹にそこまでこだわりはないのだと思います。
が、そこがいいんだよね。

 


松たか子 - 明日、春が来たら

これは岩井俊二監督のPVの映像含めて自分に刷り込まれている1曲。
彼のピュアでフレッシュな女の子の映像(蒼井優曰く「オッサンの妄想」(笑)」)が素晴らしいです。
女優の片手間と侮ることなかれ。

 


「初花凜々」Rock In Japan Fes.2005

Cocco×くるり(岸田君・サトちゃん)×ホリー、臺太郎がタッグを組んだ期間限定バンド。
Coccoのどうやって切実に響いてしまう声が、哀しさを昇華した祈りのように聞こえていつも泣きそうになる。
売れ線から逆算したりしないCoccoのクリエイティビティはきっと岸田君にいい刺激を与えたんだろうなぁと思う。
あと純粋に音楽に没頭する岸田君の姿はCoccoにとっても信頼できるものだったのだと思う。
(あっ、どちらもこちらの勝手なイメージです)
できればまたライブで観たいなぁ。

 


Takagi Masakatsu - Girls (Private/Public version)

ピアノの音色だけで豊かな情景が浮かぶような曲です。
個人的にはつぼみが次々に花開いて、モノクロの映像に鮮やかに色彩を帯びていくようなイメージを描いています。