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横浜在住サラリーマン36歳。娘と猫のミウと音楽の話などを中心に駄文を垂れ流します。

作り手に対してのリスペクトはあるか?ただ「いいね!」が欲しいだけなのか?

最近、よく分からなくなってます。

著作権」みたいなものに関して。

 

昔はね、仕事柄そういうものに対しての意識は強かったと思うのね。

なのでライヴ中にケータイでステージを撮影してる人間とかいたらメチャクチャ腹立ってたんだけど。

最近は腹立つどころか自分がやってる始末・・。

 

でも罪悪感はありつつ、なんとなくなし崩し的に容認されてる空気も感じたりもする。(いやまぁだからやっていいってことではないんだけどさ・・)

こないだはスカパラのフリーライヴでメンバーが「写真撮っていいぞー!」って言ってたし、

スペシャは自分のフェスの1ステージを完全に無料でストリーミングで生中継したりしてるし、

テレビ局もまだやってるドラマを翌日からGyaOで無料放送してたりするし、

表現者、発信する側の姿勢も変わってきていると思うんだよね。

 
ただ頑なに権利を主張して囲い込むよりは、むしろ逆にオープンにすることで新しい顧客を開拓したり、SNSでの拡散による話題化を促進する方を選ぶようになってきていると思う。
もちろん望んでやっているわけではなく、シュリンクする市場で顧客離れに歯止めが掛からないから止むを得ずといった事情をなんとなく感じたりもするけれど、それでも、かなりその辺りに関してはスタンスが変わってきていると感じています。
「損して得取れ」じゃないけれどさ。
 
受け手がアプリやらPCのソフトで簡単に加工、展開できちゃうってのもあるよね。
(しかも無料で!)
このブログだってYouTubeInstagramTwitterのリンクが簡単に貼れる仕組みが標準装備されてるし。
リテラシーとか関係なく物理的に簡単にできてしまうってのも大きな原因かもね。
(結構有名人の方がリテラシー低い人が多いような気がしてる)
 
 

時代は今、そういうものに対する過渡期にあるんだろうなぁと思います。

法律やルールも時代の流れに合わせて、うまく形を変えていかないと発信者も受け手も不幸になっちゃうよね。(風営法みたいにね)

 
でも有名人のプライベートを暴露するとか、誰かの作品をさも自分が作ったかのように発表したりするのは絶対にNG。
大事なのは「作り手に対するリスペクト」ってことなんだと思います。
その人の作品や発言に対して感動、感激した気持ちがあるかどうか、
そこが1番のポイントなんじゃないかなぁ。
 
まぁ、現行の法律ではアウトだから、何やったって胸張れないことですが。
難しいね。