くるり 「THE PIER」
くるりの新譜「THE PIER」買いました。
また数回しか聴けてませんが、今作も相も変わらずヘンテコなアルバムで、傑作の予感大です。
ほんと、彼らのアルバムって、毎度いい意味で最初聴いただけじゃ全然分からないんだよねー。
ほんと「・・・???」って感じで。
ちょっと混乱に近い感じ。
でも、まぁいつもなんとなく繰り返し聴いているうちにジワジワと身体に馴染んでいって、最後には大好きになっちゃうんだよなー。
1曲目のインスト「2034」はドラクエでちょっとさみしいほこらに入って怖々と奥まで進んでみたらフレンドリーなスライムたちがいて実はすごく楽しい空間だった、そしてその出会いによってストーリーが次のフェーズに進む、みたいな曲。
(なんじゃそら?でもほんとそんな感じなの)
そして話題沸騰の(これはほんとレコード会社の思惑通りに上手くバズったと思う)「Liberty & Gravity」
あれこれごった煮の今まで聴いたことがないような音楽。
意味分かんないんだけど、なんだかとにかく無性に気持ちが高揚して楽しくてワクワクする曲!イントロのファンファンのトランペットが煽る、煽る!
これ、程良くお酒入ってて流れたら間違いなく踊り狂いそうだなぁ~♪
ってか踊り狂いたい!
その他の曲はこれから聴き込みます。
なんとなくの印象ですが既発のシングルの楽曲たちが粒揃いでいい曲ばかりなんだけど、なんかちっちゃくまとまってる感じで、このアルバムの中だと逆に浮いてる感じがするのが面白い。
普通逆でしょ。
そういうシングル曲の中に変な曲とか冒険したり羽目外したりした曲が混じって浮いてるってのが普通のアルバムなのに、その逆って言う。
いやぁー、面白いなぁ。
まだ全然聴き込めていないので、これからどんどん新しい発見があると思うんだけど、取り急ぎ買った瞬間の感想ってことで。
これはしばらく通勤が楽しくなりそうです。
しっかし、くるりはまぁーとにかく東京嫌いなのか土日にワンマンやってくれないんですよ。(おれが見逃してるだけ?)
なんで基本的には彼らのライヴには行かないんですが(要は拗ねてた・・)
いやだって平日連日終電まで残業してるサラリーマンには無理ッスよ!
(とは言いながらも前作「坩堝の電圧」も余りの素晴らしさにどうしてもライヴを観たくなって、直前で武道館のチケット取って無理矢理行ったんだったのを今思い出しました)
でも今回は早々にこのイベントチケット取っちゃいました!
考えただけで鼻血ブー(死語)ですよ。
この組み合わせは2003年の百鬼夜行ぶりかも。
グフフ♪ 楽しみです!
平日だけど絶対開演までにお台場に掛け込んでやる。
彼らのチケット取る時は心底惚れ込んだ新しい曲に衝撃を受けて、平日だろうがどうしても生で観てみたい!って衝動に突き動かされることばかりだなぁ。
嬉しいなぁ。
ってな感じで。