RECREATION
最近世の中を見渡すとさ、
エアマックスやポンプフューリーのもう何百回やってんだっていうくらいの復刻とか、
解散したバンドがあちこちで再結成してたりとか、
なんだか昔のコンテンツの焼き直しばかりじゃない?
「80's、90'sの新解釈、再定義」なんて言えば聞こえはいいけど、もっと安直なレベルの気がしてるんだよね。
これらがだいたい自分がドンピシャの世代ってことってところが引っ掛かってる。(当方1980年生まれです)
乗っかってたまるかって天邪鬼。
今年の映画ドラえもんは間違いなくアッパー層ターゲットのプロモーション。
なんだか昔のコンテンツの焼き直しばかりじゃない?
「80's、90'sの新解釈、再定義」なんて言えば聞こえはいいけど、もっと安直なレベルの気がしてるんだよね。
これらがだいたい自分がドンピシャの世代ってことってところが引っ掛かってる。(当方1980年生まれです)
30代半ば。
人によるけど、可処分所得もまぁそれなりにあって、情報にも敏感、物に対するノスタルジーが残ってるギリギリの世代。要は最もカモりやすい世代(笑)
なぁーんかだからそういうもの見るとすごいバカにされてる気になる。
乗っかってたまるかって天邪鬼。
でも引っ掛かっちゃう単純なおれ。
そんな訳で先日罠にハマりそうになったのがこちら。
雑誌「オリーブ」のロゴTシャツ。
当時、おれオリーブとか買ってたからさ(男だけど・・)、これ見た瞬間「ヤバいでしょーっ!絶対に買うーっ!」と思って先日お店に行ったんだけど実際手に取って値札見た瞬間に冷静になった・・。
8000円…。
バカにすんなーっ!
(とは言え結婚する前なら買ってたと思う。。)
や、まぁいいんですけどね。
評価する人や買う人がいるからこその価格設定だろうし、文句言うなら買うなって話だもんね。
でもなぁ・・ちょっとなぁ・・。
もしかしたらおれらの世代が社会に出て、それなりに色々なことを実現できる立場になってきたからこそ起きてる事象なのかも知れないね。
何かコンテンツを作る際に自分の幼少期や青春時代を振り返ったりしてるかも知れない。技術が手近になったことで、色んな物を作ること自体のハードルはとても低くなった。
でも「新しい解釈をする」
「新しい価値を付加する」
って、そんなに簡単なことじゃないよね。
最近のリバイバルは、嗜好が多様化し過ぎて大きなうねりを起こしにくくなった今の市場に対して、ギリギリ全体でブームを共有できていた世代に対して簡単にそれらを想起させられる当時流行ったものをあちこちから引っ張り出して手当たり次第ぶつけてる印象。
こういう雑な「懐かしさ」をフックにした消費って、発信者側の我々のノスタルジーに対する冒涜だと思う。
大げさか。。
自分の中ではそれが懐かしさの琴線に触れて心が揺れただけなのか、そこに何か新しさを感じて、それに感激したのか、その差を意識するのを忘れないようにしなきゃなぁと思ってます。
まぁ、人それぞれだから別に新しい必要もないし、懐かしさだけでもいいんだけどね。新しいの受け取り方も人それぞれだし。
なんか文句たらたら言ってるお前はどうなんだって話だね。
おれもがんばります。