★★★★★★★

横浜在住サラリーマン36歳。娘と猫のミウと音楽の話などを中心に駄文を垂れ流します。

めぞん一刻

先日久しぶりに読みたくなって「めぞん一刻」を全巻買い直しました。

で、忙しいながら少しずつ読み進めてて、先頃ようやく読了。
 
めぞん一刻は一刻館という廃墟のようなボロアパートで繰り広げられる住人たちのラブコメディ。
主人公は浪人生の五代君、ヒロインは管理人さんの音無響子さん(未亡人)です。
 
おれが生まれた80年に始まったこの漫画。
最初に読んだのは中学生くらいの時だったかなぁ。
当時は子供だったので単純に住人たちが繰り広げるドタバタ劇が面白かったって印象でしたが(とにかく破天荒な住人たちが連日連夜宴会をしている・・(笑))、
改めて大人になって読み返してみると、登場人物のそれぞれの心の機微が丁寧に描かれていて、普遍的な作品だったのだと初めて理解できました。
あれから20年以上経って、おれもようやく大人になったのだなぁ・・しみじみ・・。
 
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ヒロインの管理人さん、とにかくメチャクチャかわいいんだよなぁ・・。
やきもち焼きで強情だけど、弱くてかわいらしくて、モテる。
しかも年上、バツイチ。
うーん。
奥さんがチラつきます・・(笑)
 
主人公の五代君、意志が弱くて、優柔不断・・。
うーん。
まるでおれじゃないか・・(笑)
 
頼りない2人だけれど、手を取り合って生きていくことを決めるラスト。
情けない自分を重ねてしまい、涙が止まらなかったです。
やー、名作です。
 
興味がある方はぜひ!