ルミ姉(仮)の逆襲
一部で話題のルミネの動画。
まずはご覧ください。
ひどい。。
男の自分が見てもこの内容はひどいと思います。
声高にセクハラを叫ぶつもりはないけれど、 まぁ間違いなくセクハラだよね。
この動画の内容に関して、この方が書いてる内容に完全同意。
やー、しっかしどうしてこうなっちゃったかなぁ。。
で、ちょっと面白い想像してみました。
もしかしてこれはルミネで働く女性社員たちの逆襲、 内部告発なのでは!?と。
この動画が公開されるまでに、 たくさんの関係者の目に触れてるはずだよね。
この制作を発注するルミネの広告、広報担当、広告代理店、 制作プロダクション。
で、 こういうものは当然ですが担当一社員の独断で決定するわけもなく 、必ず上に確認するわけです。
ルミネがもしこの動画まんまの社風なのであれば、 この一連の制作に携わる女性が
「これはセクハラです!」
「はっ?何がおかしいの? 女性を応援するいいストーリーじゃん。 おれなんか感動してちょっと泣きそうになっちゃったよ」とか
「女のくせに生意気だな。だから結婚できないんだよ、コイツは。 いずれ左遷だな・・」
とか思うのではないかと思うのです。
そしてそんな感覚が当たり前に万延する世界で1人で抗っても逆に自分が 潰されちゃうし、消耗、 疲弊するだけなのではないかと。
そこで女性社員は考えた。
「そうだ!この会社がおかしいことをみんなに知ってもらおう! そしてみんなに会社に間違っていることを分からせてもらおう!」
あっ、 突然登場したこの女性社員は動画制作に携わるルミネの広報担当ル ミ姉(仮)です(笑)
ルミ姉(仮)は馬鹿な男性社員が気付かないことをいいことに「 女性を応援する」 体で普段感じてるセクハラをストーリー内に盛り込みまくります。
女性なら多くの人たちが不快に感じる、 けれども男性は一切気付いていない日々のあれこれを。
企画出しからコンテ、撮影、編集、それぞれの過程を経て、 いよいよ完成間近。
公開に値するクオリティかどうか最終チェックするため、 次々と上層部に見られる動画。そして上層部の誰もが絶賛します!
「ルミ姉(仮)クン、素晴らしいよ、この動画は! まさに我々の目指してるビジョンを体現している!これならブランドイメージも更に上昇するぞ!よくやってくれた! 今度お礼にランチでも!ムヒヒ」
動画は上層部の賛辞を受け、OKの太鼓判。
そしていよいよYouTubeにて全世界に公開されました!
すると、どうでしょう。
多くの女性が共感し絶賛されるはずの動画は、 むしろ逆に多くの女性の反感を買い、 批判の嵐がネット上に吹き荒れているではないですか!(← イマココ)
上層部「どどど、どーゆーことなんだ!!?ルミ姉(仮)クン、 これは一体どうなってるんだ!!」
ルミ姉(仮)「わわわ、分かりません! 私はただ上層部のみなさんの想いを代弁する映像を作ろうと必死だ っただけです!それがまさかこんなに批判されるなんてー!( 当たり前だでしょ、予定通りよ・・)」
上層部「そそそ、そうだよな!我々は全くおかしいことを言ってないぞ! あくまで女性を純粋に応援する気持ちでやってるのに何でなんだ!?」
ルミ姉(仮)「 もしかして当たり前と思っている我々の感覚がおかしいのかも知れ ません・・。ここは批判の声に耳を傾けてみてはどうでしょうか・・?」
上層部「なんだって!?どうして我々がそんなことしなきゃならんのだ!こっちは全くおかしいことをしていないんだぞ!!(怒)」
ルミ姉(仮)「 でもこのまま炎上を続けるとツイッターだけでなくYahooのト ップにニュースで出ちゃいますよ! そうしたら相当なイメージダウンです! ましてやその勢いでテレビにまで出てしまったら、居酒屋のワ○ ミとか、ユニ○ロとかブラック企業と言われている企業の仲間入りしてしまいます!( まぁ実際そうなんだけどさ・・)」
ルミ姉(仮)「分かりました! でも今後のマーケティングのためにも今回の批判には全て目を通し ていただくのがいいと思います。ピンチはチャンスです!」
上層部「そ、そうだな・・分かった・・」
ルミ姉(仮)「ふぅ・・」
(自戒も込めつつですが)
内発的なもので変わるのが理想ですが、 場合によっては外圧になります。
もしかしてルミ姉(仮) は今回の動画公開をきっかけにそれを起こそうとしたのではないで しょうか?
と、まぁあくまで完全に自分の妄想ですが、こんな風に考えてみると この不快な動画が一般公開されたことにも納得がいきます(笑)
この動画、2作目まで公開されているようですが、 その後が楽しみです。
このテイストのまま突き進むのか、途中で「そうそう!
楽しみに見守っていこうと思っています。