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横浜在住サラリーマン36歳。娘と猫のミウと音楽の話などを中心に駄文を垂れ流します。

クラムボン × くるり

クラムボンくるりの対バンを観てきました!
やー、お腹いっぱい胸いっぱいです。

先攻はくるり
新作を中心に幅広い選曲でした。
彼らはキャリアも長いし、名曲の数も幅も広くて、本当に手持ちのカードが多いね。ライヴのデザインも自由自在で、今日もまた新しいくるりが見れました。

久しぶりに聴いた「ワールズエンド・スーパーノヴァ」よかったなぁ。念願の「Liberty & Gravity」も聴けました♪楽しかった!
ラストの「虹」「東京」圧巻でした。

どんなに形を変えて、音楽をアップデートしてオシャレになっても、自分の中でのくるりは「さよならストレンジャー」のイモっぽい頃のままなんだよなぁ。それがいいんだよなぁ。


後攻はクラムボン
最初からかなり飛ばしてた印象。
1曲目は音のバランスがイマイチでどうも空回りしてたような気がしたけど、さすがクラムボン。2、3曲目にはすっかり持ち直していつもの空気にしてしまったよ。
ミト君のあの曲中に浮ついてやたら話しするの、気になりつつも、なんか彼らしくてよいなぁと思う。
久しぶりに観た「バイタルサイン」はまたちゃんと(?)楽器をボコボコにしてました。前後の曲の流れ、完璧だったな。
この曲、自分に新しい命を授かる身としてはますます大切な曲になっていくよ。
今日も目頭が熱くなるのを止められなかった…。
郁子ちゃんが軍手はめた新曲もよかった。

最後は全員登場しての「folklore」
彼らが同じステージに立っているという絵が何より嬉しいオマケでした。


くるりクラムボン、リスナーはそれなりに被ってると思うんだけど、本人たちは仲悪いわけじゃないけど、そんなに仲良いわけでもなさそうで、その距離感がやり取りのたどたどしさで分かったな。(対バンは15年ぶりとのこと)
馴れ合うでもなく、各々が自分たちの道をひたすらに進んでるだけってのがいいなと思った。(郁子ちゃんが飲みに誘ってたけど)

それぞれデビュー曲を懐メロに風化させることなく、新作と並列にセットリストに組み込めるってのは、ひとえに楽曲の普遍的な素晴らしさもあるけれど、やはり彼らがバンドとして転がり続けてるからってのが大きいんじゃないかなぁ。
すごいぞ!くるり
すごいぞ!クラムボン

偏見を持たずに新しい音楽も聴いてみようと意識してはいるものの、やはり最近は4つ打ちの若いバンドにはどうしても面白みをかんじられなかったりして「あぁ、歳取るってこういうことなのかもなぁ」なんて感じたりもするけれど、こうやっていまだに音楽に心を震わせることができるのは幸せなことだなぁと思う。

ミト君が言ってた「生きてりゃいいことある」ってのは本当にそうだよなぁ。
週明けから勇気もらいました。